【大掃除チェックリスト掲載】安全に大掃除を実施するためのポイント8選~前編~
もう少しで2021年も終わりということで、大掃除の時期がやってきましたね。
今回は大掃除をする際に注意していただきたい事項をお伝えします。
12月は事故の発生件数も大幅に増加する月でもあります。
事故事例も交えながらご紹介するので、是非お役立てください。
↓↓ 大掃除チェックリストも掲載! ↓↓
出来た箇所にはチェックを入れていくと達成感も味わえて楽しみながらできますよ。
是非楽しみながらおうちをきれいにして、新しい年をすっきり迎えましょう!
●【大掃除チェックリスト掲載】安全に大掃除を実施するためのポイント8選~前編~
ー目次ー
1.洗剤の混合による有毒ガスの発生に注意しましょう
2.高所の清掃時は転倒に注意しましょう
3.塩素系洗剤を使用する際は漂白効果に注意しましょう
4.酸性洗剤を使用する際は酸焼けに注意しましょう
1.洗剤の混合による有毒ガスの発生に注意しましょう
【事故事例】
複合施設で清掃員が洗剤を誤って混合し、有害ガスが発生した。ガスを吸い込んだ清掃員1名が、喉の痛みなどで病院に搬送された。警察と消防の調べでは、負傷した清掃員が塩素系漂白剤と酸性のトイレ用洗剤を誤って混合したことで、有害ガスが発生した可能性があるとのこと。(2021/10/08 宮城・複合施設・清掃員)
出典:もう一度考えたい「まぜるな危険」【注目の化学災害ニュース】RISCAD CloseUP – さんぽのひろば|産業保安ポータルサイト| 産業保安に関する情報をお届けします (aist.go.jp)
ラベルに「混ぜるな危険」と表記されているボトルをよく見かけますよね。
塩素系洗剤と酸性洗剤は決して混ざり合わないよう、注意しましょう。
2.高所の清掃時は転倒に注意しましょう
【事故事例】
はしごをかけて自宅の雨どいを清掃しようとしたところ、はしごが滑り約2mの高さから落ちて腰椎を骨折した。(59歳男性)
出典:年末掃除中の転落注意 12月は搬送者2~3倍 脚立やはしご「控えて」・消費者庁(時事通信) – Yahoo!ニュース
私も踏み台に乗って自宅のエアコンの簡易的な清掃をしているときに、バランスを崩しそうになって危険を感じたことがあります…。
高いところは大掃除の時期に張り切ってきれいにしたくなりますが、家族に支えてもらったり、片方の手で固定された家具につかまるなど、十分に注意して作業しましょう。
決して無理はしないようにしてください。
3.塩素系洗剤を使用する際は漂白効果に注意してください
これも私自身経験があります。
カビ取り剤を使って清掃をするときに普段着の恰好だったのですが、液が服に飛んでそこだけ小さく色が抜けてしまったんです…。
お気に入りの服だったのでとても落ち込みました…。
塩素系洗剤には漂白効果があります。
作業時の服装や、周囲にあって液が飛ぶ可能性のあるものには気を付けましょう。
拭き取りの際に使用するタオルや布も、色が抜けてもいいものを使用するようにしてくださいね。
( ↑ 色が抜けたタオル)
大事なタオルはこうならないよう、気をつけましょう。
4.酸性洗剤を使用する際は酸焼けに注意しましょう
「酸焼け」とは、鏡やガラス、ステンレス、石材などが酸性洗剤の成分によって表面が変色してしまう現象のことを言います。
出典:これはやっちまった!酸焼けしたキッチンシンクを元通りに | エアコンクリーニング ハウスクリーニングのワールドクリーナー (worldcleaner.jp)
一度このような状態になってしまうと元に戻すのは難しく、擦ってしまって、むしろ悪化することもしばしば。
そうならないよう、酸性洗剤を使用する際は、洗剤を付けた状態で長時間放置しないこと、高濃度で扱わずに適正な濃度に薄めて使用することを心がけましょう。
以上、今回は安全に大掃除を実施するためのポイント4点をお伝えしました。
↓↓ 大掃除チェックリストも掲載! ↓↓
このようなリストをご用意いただくと、チェックをつけながら達成感を味わいながら、かつ楽しく大掃除ができますよ。
ぜひ活用してみてください^^
●次回は安全に大掃除を実施するためのポイント~後編~をお伝えします。